STORY 01

クレヴィア山吹神楽坂

STORY 01

PEOPLE

このプロジェクトに
挑んだ社員

YUTO
TAKAYANAGI

都市住宅本部
都市住宅事業第一部

高栁 勇斗

※2020年度当時

CHAPTER01

一気通貫で、自分にしかできない商品開発に取り組む

文化的な香りの残る江戸川橋神楽坂エリアの歴史や伝統を受け継ぎつつ、都会的な先進性を感じさせることをテーマにデザインされた「リベラルモダン」なマンション。幅広い間取りを備え、単身者からDINKS、プレファミリーまでをターゲットに、誰もが自分たちの理想とする暮らしを実現できる物件を目指し、各種コンセプトの立案から設計に広告、販売戦略の策定と、物件担当者としてすべてのフローに携わりました。どのような間取りや機能、デザインにすれば、より多くのお客様に満足してもらえるか。またそれを、お客様にどのように伝えれば、より魅力的に感じてもらえるか。一気通貫でプロジェクトと向き合うことは考えるべきことも多く、責任も大きなものになります。しかし、だからこそ自分にしかできない商品開発が実現でき、それがやりがいへと繋がっていくと感じています。

CHAPTER02

地域に受け入れられる家づくりのために

住宅密集地ということもあり、既存建物の解体工事及び新築工事中の周辺住民への配慮にはとても苦労しました。特に工事中の騒音と振動は大きな課題で、ご理解・ご協力をいただくために、各所に何度もご説明に伺いました。マンションは、建物単体が独立して存在していれば価値が出るというものではなく、地域に根差すことではじめて価値が出るものです。だからこそ、いかに地域の人々に受け入れてもらえるかが非常に重要なのです。理解を得ること、人の心を動かすことに近道はありません。泥臭い仕事と思われるかもしれませんが、足を使って各所を周り、一つひとつしっかりと説明する地味な活動が、物件の価値をより高いものにしてくれると信じています。

CHAPTER03

前例のない挑戦を後押ししてくれる環境

本物件では、新しい暮らし方を見据え、自室とは別に、ワークスペースやバイクガレージ、DIY工房など、+αの自由空間として利用できる「+HANARE」を、クレヴィア初の企画として導入しています。この企画は、プロジェクトの初期段階から検討が進められていましたが、本当に入居者様に喜んでもらえるものになるのか、最適な戸数や間取りはどのようなものなのか、試行錯誤の連続で、決してスムーズに決まっていったわけではありません。時には、自分の出したアイデアが白紙になってしまうこともありました。しかし、企画そのものを否定することはなく、どうすればより良い企画になるのか、プロジェクトメンバー全員でアイデアを出しながら協力していく時間は、とても充実したものになりました。前例のない新しい挑戦を後押ししてくれる環境があるからこそ、私たちは自分を信じてのびのびと仕事に取り組むことができました。

CHAPTER04

入居者様とともに新しい価値を創り出す

今の時代の特徴として、在宅時間が増え、家族と過ごす時間が増えつつも、パーソナルな時間もニーズとして一層求められています。さらに企画を進める中で、社会がリモートワークなどの新しい生活様式を求めるようになり、このアイデアが社会のニーズによりマッチしていったという経緯があります。そのニーズに応えるために、1階にただ部屋を創るのではなく別の使い方を提案できないかと考えたのです。そこから、1階にサードプレイス的に使える「+HANARE」を創るというアイデアが生まれました。「+HANARE」を趣味の部屋にして個性的な暮らしにするのか、仕事部屋にして新しい働き方を実現するのか、どのように活用していくかは住む人の数だけ選択肢があります。もしかしたら、それが次の企画の貴重なアイデアになるかもしれないので、私たちが思いもよらないような活用の仕方をしていただけると嬉しいです。

EXPERIENCE

このプロジェクトで培われた経験は、社会の変化や価値観の変化を敏感に感じ取り、自分なりの解釈で企画に落とし込んでいく難しさと楽しさを味わえた貴重なものであり、一歩先を行く提案をしていくことの大切さを知る良い機会になったと感じています。そしてまた、新しい挑戦のためには、自分の力だけでは足りないと感じるシーンも多く、周りを巻き込んでいく力を伸ばしていく必要性があることを感じられたのも、大きな収穫です。今後も常に、アンテナを張り続け、世の中やお客様に求められる以上のものを想像し、創造的なものづくりを行いたいです。

PICK UP

こだわりポイント

伊藤忠都市開発が初めて挑戦した「+HANARE」

部屋とは別の「離れ」がクレヴィア山吹神楽坂の最大の特徴です。近年ニーズが高まっているリモートワークの部屋として使ったり、趣味の部屋として使ったり、その可能性は無限大。大型バイクをそのまま入れることができる大規模な土間仕様の離れも用意しています。

使い勝手にこだわった多彩な間取り

単身者からDINKS、プレファミリーまで、さまざまなお客様のニーズに合わせて選択できる多彩な間取りを揃えました。自身の部屋と「離れ」を組み合わせることでより自分らしい自由な使い方ができる間取りです。「離れ」には住む人の数だけ活用方法があります。

「リベラルモダン」な外観デザイン

文化的な香りのする街の景観を壊さぬよう、カラーコーディネートには日本の伝統色を採用し全体的にシックな見た目としながらも、先進性を感じさせる構造や装飾を随所に施し、「リベラルモダン」な外観を実現しました。

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