グッドデザイン賞
2019 MOT PLAN(モットプラン)
受賞対象名:MOT PLAN(モットプラン)
部門 / 分類:中~大規模集合住宅
“MOT PLAN”は、居室の天井高さを最大3.0m~3.5mまで上げて、タテへの広がりを活かした住戸プラン。立体的なアプローチによって室内の空間量を増やしたことで、開放感と快適性の向上を目的とした住戸。本企画によって生まれた空間に収納を設けてスペースを有効活用し、住宅としての機能性を高めることも実現した。
【受賞となったデザイン・環境等に対する物件特徴】
“MOT PLAN”の企画にあたっては、マンションの最上階住戸の天井高を上げ、最下階住戸の床を下げることで、法的制限や共用部分の“余剰空間”をそれぞれの住戸内に取り込み、有効活用することとした。それによってリビング・ダイニングの天井高さが一般的な集合住宅では2.4m~2.5mの中、3.0m~3.5mまで上げることを実現した。室内の空間量が増えたことで、ユーザーが感じる開放性や快適性が高まり、それに加え、新たに生まれた空間に収納スペースを設けたことで、住宅としての機能性も同時に高めた。一方で、キッチン部分は一段上げたスキップフロアとし、生活の中での視点の変化や、キッチン使用時の開放感を高めることにも繋がった。本企画では、ユーザーのマンションへの要望に対し、立体的なアプローチによって間取りの向上を図ったことで、室内空間量と収納スペースを増やすことができ、ユーザー満足度の高い住戸を実現させた。
<審査委員評価コメント>
“MOT PLAN”の企画にあたっては、マンションの最上階住戸の天井高を上げ、最下階住戸の床を下げることで、法的制限や共用部分の“余剰空間”をそれぞれの住戸内に取り込み、有効活用することとした。それによってリビング・ダイニングの天井高さが一般的な集合住宅では2.4m~2.5mの中、3.0m~3.5mまで上げることを実現した。室内の空間量が増えたことで、ユーザーが感じる開放性や快適性が高まり、それに加え、新たに生まれた空間に収納スペースを設けたことで、住宅としての機能性も同時に高めた。一方で、キッチン部分は一段上げたスキップフロアとし、生活の中での視点の変化や、キッチン使用時の開放感を高めることにも繋がった。本企画では、ユーザーのマンションへの要望に対し、立体的なアプローチによって間取りの向上を図ったことで、室内空間量と収納スペースを増やすことができ、ユーザー満足度の高い住戸を実現させた。