グッドデザイン賞

2008 オーセントコートはるひ野

オーセントコートはるひ野

受賞対象名:オーセントコートはるひ野
部門 / 分類:生活領域 - 戸建て住宅、集合住宅

多摩ニュータウンに隣接し、多摩丘陵の起伏に富んだ環境と調和するまちづくりを目指す黒川特定土地区画整理事業の一環。小田急線はるひ野駅から約160mに位置し、ファミリーを中心とする123戸全戸90.99㎡の郊外型共同住宅として計画。約12800㎡の敷地に地上5階建ての3棟で構成し、延べ床面積約13700㎡、建築面積約4100㎡。高低差のある宅盤となじんだ配置、緑豊かなオープンスペースを確保し良好な環境を創出するとともに、駅周辺の低層の街並みを形成。一団地認定を適用し、川崎市環境アセスメントを実施。

【受賞となったデザイン・環境等に対する物件特徴】

小田急はるひ野駅から徒歩2分、多摩ニュータウンに隣接し、多摩丘陵の起伏に富んだ環境と調和する街づくりを目指す黒川特定土地区画整理事業の一環として整備した、全123戸5階建3棟の共同住宅。全戸90.99㎡で統一し、家族の様々なライフスタイルを想定した51通りの間取りプランを提案、恵まれた住環境を存分に活用した商品企画

子育て家族の将来変化を見据えた間取りを、全戸90.99㎡にすることで実現
低層化・全戸南向きを実現させる為に3棟構成とし、日影の配慮、さらには、緑被率37.5%を確保し環境にも配慮
シンプルでモダンな外装・外構設定で華美ではない必要アイテムを選定
123戸の中規模物件で、一団地認定申請・都市計画法開発行為等を適用させた内容重視の開発・設定物件で、周辺道路より高いレベルで区画整理された敷地に対し、3棟建物を、レベル差の緩衝帯として活用する事で、周辺道路と敷地内外との高低を適正なレベル差に確保する設計を実現
川崎市環境アセスメントにある街並み認定を遵守
し、環境と調和する街づくりへ貢献

<審査委員評価コメント>

周辺環境へ配慮した計画であり、また居住者のライフスタイルの変化に対応する丁寧な姿勢を評価した。